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Braveのよもやま話~給排水設備はこう進化している!~

皆さんこんにちは!
株式会社Brave、更新担当の中西です。

 

給排水設備はこう進化している!

 

 

給排水設備業は、建築業界でも特に重要な分野のひとつ。
しかし近年、設備技術は大きく進化し、現場の働き方や施工方法も変わりつつあります。

このブログでは、
現場課題・最新設備技術・働き方改革・職人不足・未来の設備職人の姿 を深掘りします✨


■ 給排水設備業の現場課題とは?

① 職人不足

設備業は経験が必要で、若手が増えにくい。
技術継承が大きな課題。


② 工期短縮への圧力

マンション・商業施設・ホテルなど大型案件が増え、
“短い工期で大量施工”が求められる時代。


③ 他工種との干渉

配管は電気・空調・大工・鉄骨などあらゆる工種と干渉しやすい。
調整力が必須。


④ 建物の大型化・複雑化

高層化・複合施設化が進み、
配管ルートも複雑に。


■ 最新の給排水設備技術

現場の効率化と品質向上のため、多くの新技術が導入されています。


■ ① プレハブ配管(プレファブ工法)✨

工場であらかじめ配管ユニットを組み、現場で接続するだけの工法。

メリット

  • 施工スピード大幅向上

  • 現場での切断・加工が減る

  • 施工ミス減少

  • 品質安定

  • 安全性向上

大規模マンションでは主流になりつつあります。


■ ② ICTモデル配管(BIM/CIM)

BIMで干渉チェックを行いながら配管ルートを決める技術。

  • ダクト干渉

  • 梁の貫通

  • 電気との接触

これらの問題を3D空間で事前に解決できます✨


■ ③ 高効率給湯器・省エネ設備

エコキュート、エコジョーズなど省エネ性能が大幅向上。


■ ④ 水質管理センサー

IoTによる水質チェックが可能に。


■ ⑤ 漏水検知システム

AIによる異常検知で漏水事故が激減。


■ 給排水設備の安全対策強化️

  • 高所作業の墜落対策

  • 熱源機まわりのガス漏れ対策

  • 重量物(器具・ポンプ)の運搬

  • 火気使用時の火災防止

  • 貫通部の防火措置(ロックウール・耐火パテ)

  • 水道本管接続時の逆流防止

給排水の仕事は、“水だから安全”というイメージとは真逆。
非常に高度な危険管理が必要です。


■ 未来の給排水職人に求められる力

✔ 技術 × デジタル

図面は3Dへ、施工はユニット化へ。
デジタルが理解できる職人が強い。


✔ 現場調整力

他工種との連携は現場の要。


✔ 品質管理能力

“目視での判断”が職人の価値。


✔ 安全意識

水漏れは建物の致命的トラブルになるため、慎重さは必須。


■ 給排水設備業の魅力✨

  • 完成後もずっと残る仕事

  • 社会インフラに直結する誇り

  • 生活を支える使命感

  • 技術さえあれば一生食べていける

  • 若手にとって“手に職”の代表格

水は私たちの生活の基本。
だからこそ、この仕事はずっと必要とされ続けます✨


■ まとめ

給排水設備業は、建物の生命線を支える専門職であり、これからも進化し続ける業界です。

水の流れをつくり、安全を守り、生活を支える──。
それが給排水設備職人の仕事であり、誇れる使命です️✨

 

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